PAPER TALES(ペーパーテイルズ)
ユニットを配置して戦争だ! どんなに強いユニットも年老いれば力尽きる… たった4ターンで決する戦いに勝利するのは誰だ!?
こんにちは!あつしです!
今回ご紹介するのは…「PAPER TALES(ペーパーテイルズ) 」
手札からカードを出してバトルするゲームです。
出したカードが歳を取るのと、前衛後衛があるのが珍しい。
【対象】
- 2~5人プレイ
- 目安プレイ時間30分
- 12歳以上
【内容物】
勝利点ボード
各プレイヤーの勝利点とラウンドをカウントするためのボードです。
周りの1〜49まであるのが勝利点、真ん中の1〜4がラウンドです。
ラウンドマーカー、勝利点マーカー
ラウンドマーカーは現在のラウンドの位置にこのマーカーを配置します。
勝利点マーカーは各プレイヤーに一つずつ配られ、勝利点が増えたら自分の色のマーカーを動かします。
ユニットカード
ユニットの兵力の合計で戦争を行い勝利点を得ていきます。
ユニット毎に兵力を上げる能力や、建物を建てるための資材を供給する能力を持っています。
経年カウンター
この手のゲームでは珍しい要素がこの経年。
ユニットは歳を取り、戦場から身を引きます(泣)
基本的には、経年カウンターが二つ乗るとそのユニットカードは捨て札になります。
建物カード
各プレイヤーに5種類ずつ配られます。
ゲームを有利に進める能力を持っており、アップグレードすると、裏返されてより強い能力を発揮します。
建築、アップグレードするには資材やお金が必要です。
金貨カウンター
ユニットの配置や建築に使うコストです。
プレイヤーエイドカード
語尾に文字を各プレイヤーに配られます。
例) 世界能力やラウンドの流れが簡単に書かれています。
【ルール説明】
準備
- 勝利点ボードのラウンド1のマスにラウンドマーカーを置く
- 各プレイヤーは勝利点マーカーの色を選んで勝利点0のマスに置く
- 各プレイヤーは3金と5種類の建物カードを受け取る
- ユニットカードをシャッフルして裏向きの山札とする
こんな感じ
ゲームの流れ
- 【雇用フェイズ】各プレイヤーはユニットカードを5枚引き、1枚を手札にして残りの札を左隣のプレイヤーに渡す。
1枚選んで左に渡す流れを手札が5枚になるまで繰り返す - 【配置フェイズ】各プレイヤーは手札から配置コストが払える範囲でユニットを裏向きで配置する
その他のカードは捨て札にする
※配置出来るのは前衛2枚、後衛2枚までです。
※捨て札にするカードを1枚だけキープして次のラウンドに持ち越せます。 - 全員がユニットカードを配置し終わったら、ユニットカードを表向きにして配置コストを支払う
- 【戦争フェイズ】各プレイヤーは前衛のユニットの兵力を合計し、両隣のプレイヤーと比べる
戦争フェイズで発動する能力を持ったユニットがいれば、その能力を発動する - 兵力が高かったプレイヤーは勝利点マーカーを3つ進める
兵力が等しい場合はどちらのプレイヤーも勝利点マーカーを3つ進める - 【収入フェイズ】各プレイヤーは2金を受け取る
収入フェイズで発動する能力を持ったユニットがいれば、その能力を発動する - 【建築フェイズ】ユニットや既に建築されている建物の能力で資源を生産し、その資源で建築できる建物を建築する
※このとき既に建物を建築している場合、1つにつき2金支払う必要があります。 - 【経年フェイズ】経年カウンターが置かれているユニットを捨て札にする
- 場のユニットに経年カウンターを1つずつ置く
- ラウンドマーカーを1つ進める
- 1〜10を4ラウンドまで繰り返す
勝利点が多い人の勝利!!
【プレイした感想】
そこそこ大きめの箱なので時間のかかるゲームかと思いきや、4ラウンドまでなので意外とあっさり終わります。
あと経年のルールがなかなか良い働きをします。強いユニットも捨て札になっていくので、誰かが一方的に勝つ可能性が低くなっています。
今回は二人でゲームをしました!
ラウンド1
手札と盤面はこんな感じ
ユニットが配置されました。
「サル」の配置コストは-1金、つまり配置すると1金もらえます。
そして見ての通り、前衛の兵力の合計はあつし:相手プレイヤー=4:6で負けorz
収入フェイズでは基本の2金に加えて、「森の末裔」が生産した肉で「料理人」が1金を稼いでくれました。
建築フェイズではお互いに「酒場」を建てて、経年。
ラウンド2
手札はこんな感じ。
でも場が埋まってるので配置できません…
これってまた戦争で負けるじゃん!(泣)
これが吉と出るか凶と出るか…1ラウンド目で手札が微妙だったらあえ配置せずにスペース空けとくのも大切ですね…
使うか分からないけど「マンティコア」をキープして戦争フェイズです。(負け戦)
収入フェイズでは「酒場」の能力が加ってあつしが4金、相手プレイヤーが3金。
建築フェイズではあつしが木材と肉を払って酒場をアップグレード、相手プレイヤーが鉱石と2金払って神殿を建てました。
経年フェイズであつしは「サル」の能力で1金をゲット!
相手プレイヤーは「神秘の癒し手」の効果で「前衛」が捨て札になるのを回避しました。
ラウンド3
まず手札はさっきの「マンティコア」を合わせてこんな感じ。
「農夫」が肉を生産すれば「マンティコア」が兵力4になります!ドヤァ!
…相手も「マンティコア」!!
しかも「軍師」は後衛でも戦争に参加するだと!?
負けた…
一応「酒場」の能力で1金ゲットしました…逆にみじめだわ!笑
収入を得た後、建築フェイズであつしは4金払って「神殿」を建てました。そして経年。
ラウンド4
もはや消化試合同然ですが、手札はこんな感じ。
相手プレイヤーは「ゴーレム」を配置してその能力で「神殿」をアップグレードしました。
そして最終戦争!!
あつしは肉を二つ生産しているので、「マンティコア」の兵力が6、盗賊の兵力と合わせて9!
相手プレイヤーは肉を生産していないので「マンティコア」の兵力は2、しかし経年カウンターが全部で3つあるので後衛の「軍師」の兵力が4、「ゴーレム」とあわせて9!
引き分け=お互いに勝利しました!
あつしは「酒場」の能力で、相手プレイヤーは「神殿」の能力で2勝利点をゲット!
収入〜経年フェイズが終わり、最終的な盤面がこちら
勝利点は6対14で相手プレイヤーの勝利orz
一方的な戦いになりづらいとは言え、運も戦略も悪いとボロ負けします笑
【評価(5段階)】
・プレイスペース★★★★☆
・ルールの分かりやすさ★★★☆☆
・運★★★★☆
・戦略★★★★★
・達成感★★★★☆
値段の目安は4600円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)
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