PANDEMIC(パンデミック)

世界中でウィルス感染が拡大している…! 急いで治療薬を発見しよう!! プレイヤー同士で協力して勝利を目指すゲームです。
こんにちは!キッカです!
今回ご紹介するのは…「PANDEMIC(パンデミック)」
ウイルスの感染を食い止める、ゲーム対プレイヤーの協力型ゲームです。
【対象】
- 2〜4人プレイ
- 目安プレイ時間45分
- 8歳以上
【内容物】
ゲームボード


四つ折りで入っていますが、広げると結構大きいです。
※大きさを分かりやすくするために鉛筆置いていますが、ゲームとは一切関係ありません。
病原体コマ、プレイヤーコマ、調査基地コマ、治療薬マーカー、感染率マーカー、アウトブレイクマーカー

多くの駒を使います。数も多い…でも、これぞまさにボードゲームって感じです。
治療薬マーカーはどの色にも、禁止マークが書かれた面と何も書かれていない面があります。
参照カード

全プレイヤーに配られるカードです。
自分の取れる行動の早見表です。
感染カード

どの都市に病原体が広がるかを表すカードです。
都市カード、イベントカード

次に紹介するエピデミックカードと混ぜて使います。(合わせてプレイヤーカードと呼びます。)
エピデミックカード

勝敗を左右するカードです。これ引いてしまうと一気に不利に…
6枚入っていますが、慣れるまでは4枚だけ使いましょう。
役割カード

こっちは良い意味で勝敗を左右するカードです。自分に配られた役割の能力を上手く使って勝利しましょう!
【ルール説明】
このゲームは協力型のゲームなのでプレイヤー同士では争いません。
世界各地に広がっていく4種類の病原体の治療薬を発見することが目的です。
使うモノが多いだけにルールも複雑です。
頑張ってルール説明していきます。(コロナウィルスのせいで引きこもってて暇なので笑)

初期配置はこんな感じ。
各プレイヤーにはランダムで役割カード1枚とプレイヤーカードがプレイ人数に応じて配られます。
プレイ人数 | カード枚数 |
2人 | 4枚 |
3人 | 3枚 |
4人 | 2枚 |

プレイヤーコマと調査基地コマ1つをアトランタに配置。※プレイヤーコマは各プレイヤーにランダムで配られる役割カードの色に対応したものを置きます。
アウトブレイクマーカーを0の位置に配置。

感染カードをシャッフルして裏向きで配置。
感染率マーカーを左端の2の位置に配置。

プレイヤーカード(都市カード、イベントカード、エピデミックカード)をシャッフルして裏向きで配置。
そしてゲーム開始前に最初の感染が発生します。
感染カードの上から3枚めくり、そこに書かれている都市に病原体コマを3つずつ置きます。

この場合はモスクワを黒の病原体コマを3つ、ジャカルタに赤の病原体コマを3つ、サンフランシスコに青の病原体コマを3つ置きます。
ちなみに国ごとに病原体コマの色は決まっています。(アジア:赤、中東:黒、北アメリカ&ヨーロッパ:青、南アメリカ&アフリカ:黄)
3つずつ置いたら、さらに3枚めくって次は病原体コマを2つずつ置きます。
そしてさらに3枚めくって次は病原体コマを1つずつ置きます。
これで9つの都市に全部で(3×3)+(3×2)+(3×1)=18個の病原体が置かれました。
めくった感染カードは表向きで捨て札置き場に置きます。
手札の都市カードに書かれている人口を見て、最も人口の多い都市を持っているプレイヤーをスタートプレイヤーとして、時計回りに手番が移ります。
各プレイヤーの手番では次の手順を行います。
- 参照カードに書かれているアクションから選んで4つまで実行できます。(同じアクションを複数回実行してもOK)
※イベントカードは手番中いつでも発動でき、アクションの実行には数えません。 - カードを2枚引きます。
ここでエピデミックカードを引いてしまった場合、次の処理を順番に行います。- 感染率マーカーを一つ右に移動させます。
- 感染カードの山札の一番下のカードを捨て札置き場に表にして置き、そのカードに書かれている都市に病原体コマを3つ置きます。既に病原体コマが置かれている場合はアウトブレイク(後で説明)が発生します。
- 感染カードの捨て札置き場にあるカードをシャッフルして、裏向きで感染カードの山札の上に置きます。
- ここで手札枚数が7枚を超えている場合、イベントカードを使うか手札を捨て札にします。
- 感染カードの上から1枚を表にして捨て札置き場に置き、そのカードに書かれている都市に病原体コマを1つ置きます。これを感染マーカーの下に書かれている数字の数だけ行います。
1つの都市に置かれる病原体コマは3つが上限で、4つ以上置かれる場合にはアウトブレイクが発生します。
アウトブレイクが発生した場合、アウトブレイクマーカーを1つ下に移動させて、発生した都市と白線で繋がっている全ての都市に1つずつ病原体マーカーを置きます。 - 手番終了、左隣のプレイヤーに手番が回ります。
4種類の病原体の治療薬を発見したらプレイヤーの勝利!!
病原体が残っていてもOKです。
逆に次の場合はプレイヤーの敗北となります…
- アウトブレイクが8回発生した場合
- 病原体コマが足りなくなった場合
- プレイヤーカードが足りなくなった場合
ふぅ…長かった…
【プレイした感想】
非常にハラハラするゲームです。
病原体が広がる早さたるや…
みんなでしっかり相談しないとプレイヤーはなかなか勝てません。
では2人でゲームスタート!
白のコマがキッカです。

最初の感染地はこちら。
![]() |
![]() |
![]() |
左の画像の都市から順に3個ずつ、2個ずつ、1個ずつ病原体が置かれます。
見づらいかもしれませんが盤面はこんな感じ。

もう既にかなり感染してる…
キッカともう一人のプレイヤー(B君)の手札はこちら。
![]() |
![]() |
パリの人口が一番多いのでB君からスタート。
1ターン目終了時
それぞれの手札と盤面はこんな感じ。
![]() |
![]() |

B君の役割カード「衛生兵」の効果で、病原体コマを一気に取り除けるのがありがたい!
でもそれぞれの手番で2つの都市が感染していくから全然抑えられてないですね…
2ターン目終了時
それぞれの手札と盤面はこんな感じ。
![]() |
![]() |

政府の援助によって調査基地が建てられたので、シャトル便を使って一気に移動できます。
同じ都市にいれば知識の共有で同じ色のカードを揃えやすい!!
3ターン目終了時
それぞれの手札と盤面はこんな感じ。
![]() |
![]() |

知識の共有とキッカの役割カード「科学者」の効果で、一気に2種類の治療薬を発見しました!!
これは良い流れだ!!!
4ターン目終了時
それぞれの手札と盤面はこんな感じ。
![]() |
![]() |

B君の手札に青色のカードを5枚揃えてさらに治療薬発見!!
素晴らしいチームワーク!!!
ただ、ヨーロッパと中東付近はまんべんなく感染しちゃってますね。
5ターン目終了時
それぞれの手札と盤面はこんな感じ。
![]() |
![]() |

お互いの手札に黒色のカードが溜まってきました。
これは勝利出来そうですね!!
6ターン目終了時
それぞれの手札と盤面はこんな感じ。
![]() |
![]() |

キッカの手札に黒色のカードが3枚、B君の手札に黒色のカードが1枚。
そして二人とも同じ都市にいます!!
完璧です!!
7ターン目

やったぁぁぁぁぁぁあ!!
勝利しました!!!
プレイ後に気付いたこと
知識の共有:自分がいる都市のカードを同じ都市にある他のプレイヤーに渡すor他のプレイヤーから受け取る
…同じ都市にいればどの都市のカードでも渡せると思ってた笑
ってことは本来はもっとターン数かかってるし、下手したらエピデミックカード引いて敗北してた可能性も…
めちゃめちゃ難しくね?笑
今回はルール無視&エピデミックカードを引かなかった強運で難なく勝利できましたが、本来は高確率で感染しまくって大パニックになる、ウィルスの怖さがよく分かるゲームです。
皆さんも手洗いうがいしっかりして予防していきましょう。
【評価(5段階)】
・プレイスペース★★☆☆☆
・ルールの分かりやすさ★★☆☆☆
・運★★★★☆
・戦略★★★★★
・達成感★★★★★
値段の目安は5000円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)
遊んでみたい!と思った方は、下にAmazonと楽天のリンクを貼っているのでご活用ください。
Amazon | 楽天 |
![]() |
![]() |