MONSTER MAKER(モンスターメーカー)

誰よりも早く迷宮から宝物を手に入れて帰還しよう! ただし、自分以外にもモンスターを召喚できるものがお宝を狙っているらしい…                                                         

こんにちは!あつしです!

 

今回ご紹介するのは…「MONSTER MAKER(モンスターメーカー)

モンスターを召喚してお互いに邪魔をしながら、迷宮から宝物を手に入れて帰還するゲームです。 

 

【対象】

  • 2〜6人プレイ
  • 目安プレイ時間30分
  • 8歳以上

 

【内容物】

冒険カード

以下のキャラクターカード、モンスターカード、迷宮カード、回り道カード、宝の小部屋カード、トラップカード、聖職者カードを総称して冒険カードと呼びます。

裏側が全て同じ絵柄になっていて、全て混ぜて遊びます。

・キャラクターカード

左上に戦闘力、下に職業/種族と名前が書かれています。

戦闘力はxD+yの形式で書かれており、x個のダイスを振った出目の合計にyを加えた値が戦闘力となります。

特定の職業/種族に対して効果を発揮する宝物カードがあるので、職業/種族の部分はその際に参照します。

 

・モンスターカード

戦闘力と名前が書かれています。

相手の道の上に召喚して邪魔をするために使います。

召喚されたら、一度の戦闘でキャラクターカードの戦闘力の合計がモンスターカードの戦闘力を上回らなければ倒すことが出来ません。(ダイスの運に自信がない場合は複数のキャラクターカードを同時に出すこともできます)

アンデッドと書かれたモンスターは後述する聖職者カードや一部の宝物カードの効果で倒すことが出来ます。

 

・迷宮カード

10, 20, 30, 40のカードがあり、迷宮を進んだ距離を表します。

出した迷宮カードの合計が100以上になったら、宝物を獲得して迷宮を引き返していきます。

往路と復路で進んだ距離に差がある場合はその分ペナルティを受けてしまいます。

 

・回り道カード

出すことで自分の道に召喚されたモンスターを捨て札にすることが出来ます。

 

・宝の小部屋カード

出すことで宝物カードを引くことが出来ます。

ただし、持てる宝物カードは2枚までです。

 

・トラップカード

手札を補充した際にトラップカードがあった場合は、手札を1枚だけ残して全て捨て札にしなければいけません。

手札に盗人のキャラクターカードがある場合はトラップカードだけを捨て札にすることができます。

 

・聖職者カード

このカードを捨て札にすることで自分の道に召喚されたアンデッドモンスターを捨て札にすることができます。

また、通常の戦闘を行ったあとにこのカードを捨て札にすることで、戦闘に使用したキャラクターカードを1枚手札に戻すことが出来ます。

 

宝物カード

宝の小部屋カードの効果や、迷宮を100以上進んだ際に獲得できます。

※基本的に裏向きで手元に置きます。

戦闘に効果を及ぼすカードは、使用したい戦闘時に表向きにして対象のキャラクターカード1体の戦闘力をプラスします。(以降は表向きのままになるので1度しか使えません)

オープンと書かれたカードは獲得したら表向きで手元に置きます。

 

宝物カードは2枚までしか持つことが出来ず、3枚目を獲得する場合は手元の宝物カードを1枚捨て札にしなければいけません。

オープンと書かれた宝物カードは捨て札に出来ないので、オープンと書かれた宝物カードを2枚持っている場合は3枚目以降の宝物カードを獲得することはできません。

 

ゲーム進行カード

片面に手番で行えることが書かれており、もう片面にゲーム終了条件と勝利判定が書かれています。

ゲームに慣れたら必要ありませんが、6枚あるので各プレイヤーに1枚ずつ配れます。

 

往路/復路カード

各プレイヤーに1枚ずつ配られます。

往路の面を表にして手元に置いておき、迷宮を100以上進んだら復路の面に裏返します。

 

帰還ボーナスタイル

最初に帰還したプレイヤーが受け取り100G獲得します。

 

ダイス

戦闘時や、一部の宝物カードの価値を決める場合に使います。

白と黒のダイスがありますが、特に使い分けはしません。

 

 

【ルール説明】

公式サイトに簡単なルール説明がありました。

 

 

【プレイの様子】

今回はBさんと2人でプレイしました!

あつしがスタートプレイヤーでゲームスタート!

 

準備後の場とあつしの手札はこんな感じ。

 

迷宮の移動、モンスターの配置、モンスターとの戦闘、手札の破棄は1手番にいづれか一つしか出来ないので、とりあえず30進みます。

次に手札が5枚になるように山札からカードを引きます。

これで手番終了。

 

続いてBさんの手番。

あつしの道に「オーガ」を召喚してきました!

そしてBさんも手札が5枚になるように引いて手番終了。

 

あつしの手番。

「オーガ」を倒さないと迷宮カードが置けないですが、倒すためのキャラクターカードがありませんorz
また、まだ迷宮カードを出していないプレイヤーの道にはモンスターカードが出せません…

 

とりあえず手札の破棄をするしかないですね。

10の迷宮カードと「巨大ネズミ」を捨て札にしました。

これで手札が3枚になるので2枚引きます。

キャラクターカード来てくれー笑

 

Bさんの手番。

Bさんは10の迷宮カードを出して1枚引きました。

 

あつしの手番。

Bさんの道に「ミノタウロス」を召喚!

1枚引いて手番終了。

 

Bさんの手番。

Bさんはキャラクターカード「ゼルトラン」と「イレーヌ」を出してきました。

合計でダイス6個を振った出目に+5した値が、「ミノタウロス」の戦闘力19を上回れば倒せます。

結果は…

26+5=31、余裕で倒しました。

「ミノタウロス」と「ゼルトラン」「イレーヌ」は捨て札になります。

(キャラクターカードは勝っても負けても捨て札になります)

Bさんは2枚引いて手番終了。

 

あつしの手番。

相変わらずキャラクターカードが無いので、Bさんの道に「ジャックランタン」を召喚!

1枚引いて手番終了。

キャラクターカード偏ってるのか…

 

Bさんの手番。

Bさんは「聖職者」を使ってアンデッドの「ジャックランタン」を倒しました。

処理が早すぎる笑

そして1枚引いて手番終了。

 

あつしの手番。

何も出来ないので手札を破棄します。

このままだと永遠にキャラクターカード引けずに終わる可能性があるので、思い切って全て捨て札にして5枚引きます!

お、キャラクターカード来ました!

 

Bさんの手番。

Bさんは宝の小部屋カードを出しました。

この効果で宝物カードを1枚引きます。

(オープンと書かれていなければ宝物カードは裏向きで手元に置いておきます)

Bさんは1枚引いて手番終了。

 

あつしの手番。

「レジーク」と「シグールド」で「オーガ」討伐に挑戦します!

結果は…

11+3=14、「オーガ」の戦闘力16に届いていないで負けました\(^o^)/

「オーガ」はそのまま残り、「レジーク」と「シグールド」は捨て札になります…

2枚引いて手番終了。

勝てる未来が見えないですね笑

 

Bさんの手番。

Bさんは40の迷宮カードを出して、1枚引きました。

順調に進んでますね。

 

あつしの手番。

再度手札を全て捨てて5枚引きます!

 

Bさんの手番。

20の迷宮カードを出して1枚引きました。

あと30で迷宮の奥に到達します。

 

あつしの手番。

「リエーヌ」を出してダイスを5個振ります!

5個も振ればさすがに16は超えるでしょ!

結果は…

23+2=25、ついに「オーガ」を倒しました!

1枚引いて手番終了。

 

Bさんの手番。

「リザードマン」を召喚してきました…

1枚引いて手番終了。

 

あつしの手番。

当然のように手札全部捨てます笑

トラップカードを引いたので、手札1枚だけ残して全て捨てなければいけませんorz

もちろんキャラクターカードを残します。

これで手番終了。

 

Bさんの手番。

Bさんは手札を2枚捨てて2枚引きました。

迷宮カードが無かったみたいですね。

 

あつしの手番。

先ほど手札に残した「ニムレム」で「リザードマン」を倒しに行きます!

結果は…

18+1=19、見事「リザードマン」を倒しました!

手札0なので5枚引きます。

 

Bさんの手番。

Bさんは30の迷宮カードを出しました。

これで合計100になったので迷宮の奥に到達、宝物カードを1枚引きました!

ここからBさんは復路になります。

 

 

長くなるのでゲーム終了まで割愛。

 

 

最終的な場はこんな感じ。

 

まずはあつしから得点計算していきます。

宝物カードはこの2枚。

「魔神像」の効果でダイスを5個振ります。

19×20-200=180、「勇士の像」の250と合わせて合計の価値は430G。(価値はそのまま点数になります)

宝物カード「勇士の像」の効果込みでも往路に対して復路が10少なかったので、少なかった距離×10=100点ペナルティ。

ということであつしの合計点は330点。

 

次にBさんの得点計算。

宝物カードはこの2枚。

合計350G。

あつしより先に帰還したのでボーナス100G。

往路と復路が同じ距離だったのでペナルティ無し。

ということでBさんの合計点は450点。

 

Bさんの勝利〜!

 

 

 

【プレイした感想】

プレイの様子であつしがハマってしまったように、迷宮カードかキャラクターカードが来ないとずっと身動きが取れないので、結構運要素が大きいゲームです。

手札3枚と引き換えに、捨て札から好きな1枚を取れるみたいな救済ルールが欲しいです。

 

強いモンスターを召喚した方がもちろん足止めに有効ですが、弱いモンスターでも相手の強いキャラクターカードを消費させられるかもしれないので余裕があればどんどん召喚したいですね。

アンデットは対策札がいくつかあるので、その分他のモンスターより強めに設定しても良かったのでは?と思います。

 

もっと戦略性を高めるなら手札補充も含めた、5つのアクションから2つを選択して行うルールでプレイしてみるのも良いかもしれません。

イラストやコンセプトはかなり良いので、ルール面で上手くバランス調整されてたら神ゲーになれたような気がします!

 

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★★☆
・プレイスペース★★★★☆
・ルールの分かりやすさ★★★★☆
・運★★★★★
・戦略★★★☆☆
・達成感★★★★☆

 

値段の目安は3850円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

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