ウリカイ

お金があれば幸せ? 否! 貯めたお金でさまざまなモノを買って誰よりも人生をEnjoyした人が勝者だ!!                                                       

こんにちは!あつしです!

 

今回ご紹介するのは…「ウリカイ

上手にモノを売り買いして、買ったモノで人生をEnjoyするゲームです。

 

【対象】

  • 2~4人プレイ
  • 目安プレイ時間30分
  • 12歳以上

 

【内容物】

ヒトカード

4種類のうち各プレイヤーは1枚選んで受け取ります。

カードによってシーズンごとにもらえるお金とモノを買える数が異なります。

お金があるヒトほど買い物する時間がない、時間がある人ほどお金がない、もどかしい笑

 

初期モノカード

ゲーム開始時に全て表向きで並べて置きます。

新品価格、中古価格、持っている時にもらえるEnjoyポイントが書かれています。

持っているモノカードを出品する場合は中古価格の強気か弱気のsell欄に出品チップを置きます。

シーズンによっては売れ残ったモノカードがサイコロの目によって売れるSell Chanceがあります。

弱気価格の方がSell Chanceで売れる確率が高いです。

 

追加モノカード

書かれている項目は初期モノカードと同じで、裏面が黒いです。

最初はシャッフルして裏向きの山にしておきます。

シーズンによっては品替えが発生します。その時にマーケットにある新品のモノカードが全て山札の下に入れられて、山札の上から5枚がマーケットに並べられます。

Sell Chanceでモノカードが売れた場合も、そのモノカードを山札の下に入れられ、山札の上から1枚マーケットに並べられます。

 

シーズンカード

他のボードゲームで言うところのラウンドを示すカードです。

「新生活」が上になるように、カード左側に書かれている数字の順番に表向きで置きます。

各シーズンカードに書かれている内容を全て行ったら1枚めくって次のシーズンに移ります。

 

出品チップ

モノカードを出品する際にモノカードの上に置いて強気価格か弱気価格かを示します。

 

お金チップ

シーズンごとにお金をもらったり、モノカードを売り買いする時に使います。

必要に応じて両替しながら遊びましょう。

 

Enjoyボード、Enjoyカウンター

各プレイヤーのEnjoyポイントを記録するために使います。

各プレイヤーは受け取ったヒトカードと同じ色のEnjoyカウンターを使います。

 

サイコロ

シーズンによって発生するSell Canceや、一部のモノカードのEnjoyポイント決定で使います。

 

 

【ルール説明】

準備

  1. 初期モノカードを全てテーブルに並べる(マーケットと呼ぶ)
  2. 追加モノカードをシャッフルして裏向きの山にしておく
  3. シーズンカードを「新生活」が1番上になるように順番に表向きで重ねておく
  4. Enjoyボード、サイコロ、出品チップ、お金チップをそれぞれまとめて脇に置く(脇に置かれているお金チップを銀行と呼ぶ)
  5. 各プレイヤーはヒトカードを選んで受け取る(ランダムに選んでもOK)
  6. 受け取ったヒトカードと同じ色のEnjoyカウンターをEnjoyボードの0の位置に置く

ゲームの流れ

  1. 前シーズンに使ったモノカードを全てマーケットに出す(「新生活」のシーズンではモノカードが手元にないため行わない)
    出品チップを強気もしくは弱気のsell欄に置いて出品価格を表す
    ※誰が出品したか分かりやすくするためにプレイヤーごとに場所を決めて出品するのが良いと思います。
  2. 各プレイヤーは銀行からヒトカードに書かれている分のお金を受け取る
  3. ヒトカードに書かれている買える数が多いプレイヤーから順にマーケットのモノカードを1つずつ購入する(お金がない場合やお金を貯めておきたい場合はパスしてOK)
    新品の場合は新品価格分のお金を銀行に、中古の場合は出品チップが置かれている方の中古価格分のお金を出品したプレイヤーに支払う
  4. 全員買える数だけモノカードを購入するかパスするまで3を繰り返す
  5. 各プレイヤーは手元のモノカードに書かれているEnjoyポイントの合計分だけEnjoyマーカーを進める
  6. シーズンによっては以下のイベントが発生するので、シーズンカードに書かれている順番に行う
    Sell Chance
    出品したモノカードのうち売れ残ったものがある場合に誰かが1度だけサイコロを振る
    出品チップが置かれている方に書かれているサイコロの目と一致すれば、銀行から出品チップが置かれている方の価格分のお金を受け取り、そのモノカードを山札の下に入れて山札の上から1枚マーケットに並べる
    品替え
    マーケットにある新品のモノカードを全て山札の下に入れて、山札の上から5枚をマーケットに並べる
    休暇
    各プレイヤーはシーズンカードに書かれている分だけ、そのシーズンに買える数もしくはもらえるお金を選んでも増やす
  7. シーズンカードに書かれている内容を全て行ったらシーズンカードを1枚めくって次のシーズンに移る
  8. 1〜7を「旅行」のシーズンカードが出るまで繰り返す
  9. 「旅行」のシーズンカードに書かれている内容に従ってEnjoyポイントを獲得する

Enjoyポイントが最も多いプレイヤーの勝利!!

 

【プレイの様子】

今回はBさんと2人でプレイしました。

あつしは主婦、Bさんはサラリーマンのヒトカードを選びました。

 

まずは初期モノカードをテーブルに並べて、これをマーケットとします。

 

新生活では収入を得るところから始まります。

あつしは主婦のヒトカードを持っているので13000円、Bさんはサラリーマンのヒトカードを持っているので30000円受け取ります。

 

ヒトカードに書かれている買える数の多いあつしから1つずつモノカードを購入します。

主婦なのでまずはトートバッグを購入!笑

Bさんもキャラ設定を意識してか、ネクタイを購入!笑

あつしは絵筆を購入。

Bさんはダンベルを購入。

サラリーマンは1シーズンに買える数が2つまでなので、Bさんはこれ以上買うことは出来ません。

主婦は1シーズンに買える数が4つまでなので、あつしはさらにバスケットボールとサッカーボールを購入しました。

 

残りのお金はあつしが2000円、Bさんが4000円です。

 

手元のモノカードに書かれているEnjoyポイントの合計分だけEnjoyマーカーを進めます。

 

これで「新生活」シーズンの内容は全て行ったので、「梅雨」シーズンに移ります。

 

それぞれ持っているモノカードを出品します。

出品するときは中古価格の強気か弱気のsell欄に出品中チップを置きます。

まだ2シーズン目で相手のお金が少ないのと、Sell Chanceで売れる確率を高めたいのでお互い弱気です笑

 

1シーズン目と同じくあつしは13000円、Bさんは30000円受け取り、あつしから順に欲しいものを購入していきます。

 

あつしはBさんが3000円で出品しているダンベルを購入しました。

Bさんはビリヤードセットを購入しました。

半額になっているネクタイを買いたいところですが、手持ちのお金がそんなに多くないので木琴を購入。

ビリヤードセットでかなりお金を使ったBさんははにわを購入。

Bさんはこのシーズンはここまでしか買えません。

あつしはあと2つ買えるので、タンクトップとアルバムCDを購入。

 

残りのお金はあつしが3000円、Bさんが3000円です。

 

手元のモノカードに書かれているEnjoyポイントの合計分だけEnjoyマーカーを進めます。

また同点笑

 

さらに梅雨にはSell Chanceがあります。

出品して誰にも買われなかったものがある場合は、誰かがサイコロを1度だけ振って、出品中チップを置いている方の目と一致すれば銀行からお金をもらって売ることができます。

あつしが出品したバスケットボール、サッカーボール、絵筆の弱気側は全ての目が描かれているのでサイコロを振るまでもなく売れます。

 

そしてサイコロの出目は…3!

あつしのトートバッグ売れず!orz

まぁSell Chanceは今シーズンだけじゃないから…

 

Sell Chanceで売れたモノカードは山札の下に入れて、山札の上から同じ数のモノカードをマーケットに並べます。

 

このようにモノを買う、売る、使うを循環させてEnjoyポイントを貯めていきます。

3シーズン目以降は長くなるので割愛。

 

最終的な状態がこちら。

Enjoyポイントは一周回ってあつしが52点、Bさんが51点であつしの勝利〜!!

  

 

【プレイした感想】

運要素もある程度交えつつ、戦略がものを言うボードゲームらしいボードゲームです。

ただ、スタート時点で各プレイヤーのステータスが決まっているのは珍しいですね。

 

お金が多くもらえるサラリーマンの方が有利かと思いましたが、買える数が多い主婦や大学生の方が先に購入するモノを選べるのと、価格が低いモノは出品価格との差が少ないのでバランスが保たれています。

過去に紹介した(((モダンアート)))のようにモノの値段を全て自分できめるのではなく、強気価格と弱気価格が設定されているので初心者でもやりやすいと思います。

状況によっては買った時より高く売れたりするのも面白いです。

 

唯一の欠点はカードの材質のせいか、カードが少し沿ってくることくらいですね。

まぁ、この記事みたいに写真撮って見せないならプレイではあんまり気にならないと思います。

それ込みでもかなりオススメのゲームです!

 

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★★☆
・プレイスペース★★★☆☆
・ルールの分かりやすさ★★★★☆
・運★★★★☆
・戦略★★★★★
・達成感★★★★★

 

値段の目安は3300円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

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