刑法ポーカー

「暴行」が行われ、行為者に「暴行の故意」があった…暴行罪成立! 要件を組み合わせてより刑の重い犯罪を成立させよう!                                                        

 

こんにちは!あつしです!

 

今回ご紹介するのは…「刑法ポーカー

手札の構成要件を組み合わせて、より刑の重い犯罪を成立させるゲームです。

前回の正気の沙汰じゃない犯行予告に続いて犯罪関連のボードゲームですね。

 

【対象】

  • 2〜5人プレイ
  • 目安プレイ時間5分
  • 14歳以上

 

【内容物】

構成要件カード

犯罪を成立させるための構成要件と、一覧カードで確認するためのアイコンが描かれています。

主観的構成要件、Almightyと書かれたカードはトランプのジョーカーのように使えます。

 

構成要件/量刑一覧カード

片面には各犯罪を成立させるために必要な構成要件がアイコンで描かれており、もう片面には各犯罪の量刑が書かれています。

また、両面の下側には各構成要件カードの枚数が描かれています。

 

始めたてだとアイコンでは分かりづらいと思うので説明書の裏に書かれている一覧を見た方が良いかもしれません。(1枚しか無いですが)

 

 

 

【ルール説明】

準備

  1. 構成要件カードをシャッフルして山札にする
  2. 各プレイヤーは山札の上から5枚を引き手札にする
  3. 最初に手札交換するプレイヤーを決める

ゲームの流れ

  1. 最初に手札交換するプレイヤーは手札から不要なカードを自分の捨て場に捨てて、同じ数だけ山札からカードを引く
  2. 手順1を時計回りに各プレイヤーが行う
  3. 再度手順1, 2を行う(この時山札から引く代わりに他のプレイヤーの捨て場のカードを取ってもOK)
  4. 手札を公開して成立した犯罪を確認する

最も刑の重い犯罪を成立させたプレイヤーの勝利!

 

 

 

【プレイの様子】

今回はBさん、Cさんと3人でプレイしました。

 

手札交換はあつしから順番に行います。

 

あつしの最初の手札はこんな感じ。

うーん、あんまり揃ってないですね…

「業務上」と「横領の故意」が業務上横領罪に使えるのでこの2枚を残して山札の上から3枚交換しました。

Bさんは1枚、Cさんは4枚交換しました。

 

あつしの交換後の手札と捨て札の状況はこんな感じ。

あと「不法領得の故意」があれば業務上横領罪が成立します!

 

2回目の手札交換では相手の捨て札と交換することもできますが、「不法領得の故意」は捨てられてないですね。

「因果関係」と「暴行の故意」を捨てて山札の上から2枚と交換しました。

Bさんは2枚捨てて、あつしが捨てた「因果関係」とCさんが捨てた「強盗」と交換しました。

Cさんは山札の上から2枚と交換しました。

 

2回目の手札交換が終わったので、全員の手札公開!!

Bさんが強盗致傷罪を成立させていますが、あつしもCさんも揃えられず…

Bさんの勝利!!

 

Cさんは「殺人の実行行為」があれば殺人罪を成立させて勝利してましたね、惜しい!

 

 

 

【プレイした感想】

普段聞きなれない言葉ばかりで漢字も多くて、最初は抵抗があるかもしれませんが、遊んでみるとルール自体は簡単です。

 

普通のポーカーと比べて、単純に山札と交換するだけで役を作るのは難しいですが、2周目に相手の捨て札から選んで交換できるのが上手く調整されていますね!

交換する順番が早い方が狙ったカードを取りやすいですが、遅い方が捨て場にカードが溜まりやすいです。

慣れてくると1週目に捨てたカードで相手が狙っている役が絞れるので、自分の役を作るのに加えて捨てない方が良いカードも考えられるようになります。

 

対象年齢14歳となっている通り小さいお子さんには難しいですが、このゲームで遊んでいると将来の夢に弁護士も加わるかもしれません!

 

 

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★★★
・プレイスペース★★★★★
・ルールの分かりやすさ★★★★☆
・運★★★★☆
・戦略★★★★★
・達成感★★★★★

 

値段の目安は2000円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

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