もしも勇者がいるのなら
キャラクターの効果でチップを稼いでゲームに勝利しよう! 強力な効果を持った傲慢な王族には気をつけて!!
こんにちは!あつしです!
今回ご紹介するのは…「もしも勇者がいるのなら」
最後に出すカードに書かれた勝利条件を満たすように、上手く手札を出してチップを稼ぐゲームです。
【対象】
- 1〜7人プレイ
- 目安プレイ時間10〜30分
- 13歳以上
対象年齢がやけに高いですが普通のゲームです笑
【内容物】
基本キャラクターカード
1〜7の数字とキャラクター名、イラスト、単独アクション、複数アクション、勝利条件が書かれています。
各プレイヤーは1〜7のそれぞれ1枚ずつを受け取り、手札とします。
全員でカードを出し、数字の小さい方から単独アクションまたは複数アクションを処理していきます。(単独アクションはそのカードを出したプレイヤーが1人の場合に発動、複数アクションはそのカードを出したプレイヤーが複数人の場合に発動します)
手札の最後の1枚として出した場合は勝利条件を参照して勝者を決めます。
拡張キャラクターカード
基本キャラクターカードの同じ数字のカードと差し替えて遊べます。
基本キャラクターカードでのゲームに慣れてきたら差し替えて遊んでみましょう。
チップ
金貨チップ(黄)、革命チップ(赤)、信仰チップ(青)、勝利チップ(緑)があります。
金貨チップ、革命チップ、信仰チップはキャラクターカードのアクションで受け取り、勝利条件で参照されます。
勝利チップは勝利条件を満たしたプレイヤーが自分だけなら2枚、複数人いるなら1枚受け取り、2枚獲得した時点でゲームに勝利します。
元老院(BOT)シート
3人以下でプレイする場合に使います。
プレイヤーの代わりとなり、ランダムにカードを出させます。
もちろんBOTが勝利する場合もあります笑
個人サマリーシート
各プレイヤーに1枚配られ、それぞれの面に基本キャラクターカードと拡張キャラクターカードの情報が書かれています。
【ルール説明】
準備
- 各プレイヤーに個人サマリーシートと、基本キャラクターカード7種類各1枚ずつを配る
- 各プレイヤーは配られたカードから使わないカードを2枚選んで、伏せた状態で捨て札にする
- 全プレイヤーの捨て札をシャッフルして捨て札置き場に表向きで並べる
- チップをひとまとめにして置く
ゲームの流れ
- 全プレイヤーは手札からカードを1枚選んで裏向きで出す
- 全員がカードを出し終えたら同時に表向きにして公開する
- 公開したカードの中で数字が小さい順にアクションの処理を行う
- 公開したカードを捨て札として捨て札置き場に表向きで並べる
- 手札が残り1枚になるまで1〜4を繰り返す
- 最後の1枚を公開して、そのカードに書かれた勝利条件を満たしていれば、そのプレイヤーを勝者とする
- 勝者が1人なら2枚、複数人なら1枚の勝利チップを受け取る
- いずれかのプレイヤーが勝利点2点以上になるまで1〜7を繰り返す
勝利点が最も高いプレイヤーの勝利!
【プレイの様子】
今回はBさん、Cさん、Dさんと4人でプレイしました。
準備時に、あつしは配られた7枚のキャラクターカードのうち「強欲な商人」と「愉快な道化師」を捨て札にしました。
準備後の場とあつしの手札はこんな感じ。
あつしの他に2人も「愉快な道化師」を捨てていました笑
まぁ勝利するの難しいですもんね…
ここからゲームが始まります。
あつしはまず「哀れな奴隷」を出しました。
全員がカードを出し終えたら一気に公開します。
数字の小さい順にアクションを行うので、まずは「哀れな奴隷」から。
あつしとDさんが「哀れな奴隷」を出しているので、複数アクションの方が発動され、あつしとDさんは革命チップを1つずつ獲得しました。
そしてBさんは「強欲な商人」の単独アクションで、金貨チップを3枚獲得しました。
最後にCさんの「傲慢な王族」の単独アクションで、全員のチップがCさんに渡ります。
いきなり傲慢な王族を使ってくるとはorz
2回目のカード選択。
あつしは「傲慢な王族」を出しました。
全員がカードを出し終えたのでカードを公開します。
まずは数字の小さい「異世界勇者」からアクションを行います。
あつしが王族を出しているので、Cさんは「異世界勇者」の単独アクションで革命チップを2枚獲得しました。
そしてDさんは「強欲な商人」の単独アクションで金貨チップ3枚を獲得しました。
あつしの「強欲な王族」は「異世界勇者」の能力でアクションが無効になります泣
Bさんの「愉快な道化師」の単独アクションで全員が左隣に手札を1枚渡します。
あつしはDさんに「平和な市民」を渡して、Bさんから「平和な市民」を受け取りました。意味無い…
3回目のカード選択
あつしは「異世界勇者」を出しました。
カードオープン!
王族がいないのであつしもBさんもアクションが発動しません。
Cさんは「温厚な大司教」の単独アクションで信仰チップを1枚獲得しました。
Dさんは「平和な市民」の単独アクションで金貨チップを2枚獲得しました。
4回目のカード選択
あつしは「平和な市民」を出しました。
カードオープン!
Cさんは「異世界勇者」の単独アクションで革命チップを2枚獲得しました。
あつしは「平和な市民」の単独アクションで金貨チップを2枚獲得しました。
BさんとDさんは「異世界勇者」がいるので「傲慢な王族」のアクションを使えず。
やっとチップが手に入りました笑
最後の1枚とそれぞれの持っているチップの状況はこんな感じ。
Cさんの圧勝!!
【プレイした感想】
いかに良いタイミングで「傲慢な王族」を使えるか、それに対して上手く「異世界勇者」をぶつけられるかが鍵になります。
まるでカイジのEカードみたい!
アクションでチップを稼ぐことも大事ですが、最後にどのカードを持って行くか筋道を立てておかないとグダグダになってしまいます笑
単独アクションと複数アクションがあるおかげで何度もプレイしても同じパターンになるということがなく、拡張カードで飽きさせない工夫もあるのが嬉しいですね!
せっかく勝利チップを使って複数ゲーム出来るように作られているので、もっと内容物の勝利チップ数を増やして1戦で終わらないようにした方が良かったなぁと思いました。
何かで代用して5点先取とかにすれば良いだけですが笑
【評価(5段階)】
・プレイスペース★★★★★
・ルールの分かりやすさ★★★★★
・運★★★☆☆
・戦略★★★★★
・達成感★★★★☆
値段の目安は3000円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)
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