雅々(がが)

手札を減らして「みやび」を宣言しよう! ただし相手の手札の合計点が少なかったら「みやび重ね」で大失点!                                                             

こんにちは!あつしです!

 

今回ご紹介するのは…「雅々(がが)

条件に沿って手札を捨てて、手札の合計点をより早くより小さくするゲームです。

 

【対象】

  • 2〜5人プレイ
  • 目安プレイ時間10〜30分
  • 10歳以上

 

【内容物】

カード

雅(みやび)カード、剣カード、鬼カード、万神(よろずがみ)カードの4種類があります。

雅(みやび)カードは扇、香、茶、舞の4種類それぞれに1〜9が書かれたカードがあります。

剣カードと鬼カードは方角が書かれており、特殊効果を持っているものもあります。

万神カードはどのカードの代わりにも出来ますが、手札に持ったまま負けると大幅に失点します。

それぞれ酔点(失点)が決まっており、なるべく手札の合計酔点が少なくなるように捨てていきます。

 

置き石

いわゆる得点マーカーとして使います。

各プレイヤーは1色選び1つを酔宵図のに置き、もう1つを手元に置いて自分の色を確認するために使います。

 

酔宵図(よいよいず)

置き石を置いて自分の酔点を記録します。

 

 

【ルール説明】

準備

  1. テーブルの中央に酔宵図を敷く
  2. 各プレイヤーは置き石を1色選び1つを酔宵図の「1」のマスに置き、もう1つを手元に置く(手元に置くのは自分の色を確認するためなので、覚えていれば箱に戻しておいてもOK)
  3. カードを裏向きでシャッフルし、山札にする
  4. 各プレイヤーは山札から7枚カードを引く
  5. 山札からカードを1枚めくって山札の隣に置く
  6. スタートプレイヤーを決める

 

ゲームの流れ

  1. 手番のプレイヤーは手札から以下のいずれかの条件を満たすカードを捨てる
    • 任意のカード1枚
    • 同じ数字同士、鬼同士、剣同士のいずれか2枚以上
    • 同じ方角を2枚以上
    • 流転2枚または昇龍を2枚
    • 同じ色で連続した数字カード3枚以上
  2. 手番のプレイヤーは山札の1番上のカード、もしくは直前のプレイヤーが捨てたカードのいずれか1枚を手札に加える
  3. 下記の酔点一覧表をもとに自分の手札の酔点の合計が7以下の場合、手順1, 2を行う代わりに「みやび」を宣言して手札を公開できる
  4. 全プレイヤーは酔点一覧表をもとに自分の手札の酔点の合計を計算する
    • 「みやび」を宣言したプレイヤーより酔点が大きい場合
      「おみごと」と宣言し、酔点の分だけ置き石を移動する(※「みやび」を宣言したプレイヤー以外の全員が「おみごと」を宣言した場合は「みやび」を宣言したプレイヤーは置き石を動かさない)
    • 「みやび」を宣言したプレイヤーと酔点が同じ、または小さい場合
      「みやび重ね」と宣言し、「みやび」を宣言したプレイヤーは酔点+30点の分だけ置き石を移動する(※ 「みやび重ね」を宣言したプレイヤーは置き石を動かさない)
  5. 置き石の移動が終わったら、全てのカードを集めてシャッフルし、そのラウンドの勝利プレイヤーの左隣のプレイヤーをスタートプレイヤーとして1〜4を繰り返す
  6. 誰かが109酔点に達するまで1〜5を繰り返す

酔点が最も少ないプレイヤーの勝利!!

 

酔点一覧表

雅カードカードに書かれた数字分の酔点
全員ではない何人かが語り部のカードに投票した10酔点
万神カード0点(敗北して置き石を動かす場合は30酔点としてカウント)

 

 

【プレイの様子】

今回はBさん、Cさんと3人でプレイしました。

あつしが赤、Bさんが青、Cさんが黄色の置き石を使います。

 

あつしがスタートプレイヤーでゲーム開始!

 

準備後の場とあつしの手札はこんな感じ。

 

まずは2を2枚出して、最初にめくられていた剣のカードを手札に加えました。

これで次のターン剣を2枚捨てられます!

 

Bさんは7を出して、あつしが出した扇の2を手札に加えました。

 

続いてCさんは剣のカードを一気に3枚出して山札からカードを引きました。

 

あつしは剣2枚を出して山札からカードを引きました。

7が揃いました、ラッキー!

 

ここであつしは流転のカードを出したので手番が逆転して、次はCさんのターン。

Cさんは鬼を1枚出して山札から1枚引きました。

 

続いてBさんは扇の2, 3, 4を出して、Cさんが出した鬼のカードを手札に加えました。

 

あつしは7を2枚出して山札から1枚引きました。

扇の1…んー微妙!

 

Cさんは5を2枚出して山札から1枚引きました。

 

Bさんは鬼を3枚出して山札から1枚引きました。

 

流転のカードを出したので手番が逆転して、次はCさんのターン。

Cさんは4を2枚出して山札から1枚引きました。

 

あつしは鬼を出して、Cさんが出した香の4を手札に加えました。

 

Bさんは8を出して山札から1枚引きました。

 

Cさんは3を出して、Bさんが出した8を手札に加えました。

 

あつしは1を出して山札から1枚引きました。

香の5を狙ってましたが、実は香の5はもう出てるんですよね笑

 

続いてBは6を出して、あつしの出した1を手札に加えました。

 

Cさんは8を2枚出して山札から1枚引きました。

 

あつしは9を出して山札から1枚引きました。

香の5を狙ってましたが、実は(略

 

Bさん「みやび!」

Cさん「みやび重ね!!」

あつし「おみごと」泣

 

あつしの酔点は19、Bさんの酔点は手札の酔点の合計+30で36、Cさんはみやび重ねに成功したので酔点無しです。

 

このように手札をどんどん減らしてみやびを宣言するのを、誰かの酔点が109点以上になるまで繰り返します。

 

最終的な酔点は…

あつし89酔点
Bさん113酔点
Cさん66酔点

最も酔点の少ないCさんの勝利〜!

 

 

【プレイした感想】

初めてルール説明を読むと聞きなれない言葉が出てくるので分かりづらく感じますが、実際にプレイしてみると結構ルールは簡単です。

 

山札か直前のプレイヤーが出したカードしか手札に加えられないので、何が出されたか覚えていないといつまでも来ないカードを待つはめになります笑

曖昧過ぎてほとんどのカードに当てはまるかも…と思いながら集めたカードを公開してみると、該当するのが自分の出したカードだけっていうこともしばしばあります笑

 

カードを手札に加えて手番が終了するので、「みやび」出来そうで出来ないもどかしさがあります。

でも「みやび」に成功した場合はみんなから「おみごと」と言ってもらえるのはちょっと嬉しい笑

 

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★★★
・プレイスペース★★★★☆
・ルールの分かりやすさ★★★★★
・運★★★★★
・戦略★★★★☆
・達成感★★★☆☆

 

値段の目安は4500円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

残念ながら、本記事投稿時にはAmazonも楽天も「雅々(がが)」は売ってませんでした。。。