花と吹雪

お姫様と結婚するには宝石の花が必要だ! その種はより寒い地域で多く採れる…が、寒い地域ではブリザードが吹き荒れている!!                                                             

こんにちは!あつしです!

 

今回ご紹介するのは…「花と吹雪

ブリザードを回避しながら、より早く宝石の花の種を集めるゲームです。

 

【対象】

  • 2〜6人プレイ
  • 目安プレイ時間20〜30分
  • 12歳以上

 

【内容物】

プレイヤートークン

各プレイヤーは色を決めて、それぞれ3枚のプレイヤートークンを使います。

 

ゲームボード

コテージと4つの地域が描かれています。

最初は全てのプレイヤートークンをコテージに置き、サン値を予想してプレイヤートークンを各地域に移動させます。

ラウンドごとに決まるサン値より小さい数字の地域にプレイヤートークンがあるプレイヤーは、その地域に書かれた報酬の数(+の後に書かれた数)だけ種トークンを得られます。

サン値以上の数字の地域に置かれたプレイヤートークンは凍傷になり、そのプレイの手元に置かれます。

 

種トークン

1個分と5個分のトークンがあります。必要に応じて両替しましょう。

各ラウンドの報酬もしくは次ラウンドのサン値になるカードを出した場合に得られます。

種トークン10個で花トークンと交換できます。

 

花トークン

種トークン10個と交換で得られます。

先に2個集めたプレイヤーが勝利します。

 

気象カード

1〜50の数字が書かれています。

最初に各プレイヤーに手札として3枚ずつ配られます。

シャッフルして山札とし、1枚をめくってそれを最初のラウンドのコミュニティカードとします。

各プレイヤーはラウンド毎に山札から1枚引いて1枚を裏向きで場に出し、全員が出し終わったら表にしてコミュニティカードを含めて大小を比較してサン値を決めます。

 

High & Lowマーカー

各プレイヤーにそれぞれ1枚ずつ配られます。

気象カードを出す時にこのマーカーを置くことで、コミュニティカードの数字より大きいか小さいかを表します。

種トークンを1つ払うことで嘘を付くこともできます。

 

スタートプレイヤーマーカー

各ラウンドでスタートプレイヤーの手元に置いておきます。

ラウンドが変わる時に左隣のプレイヤーに渡します。

 

 

 

【ルール説明】

公式ページにマンガでの解説がありました。

付属の説明書に書かれている説明だと理解しづらかったので、購入された方もマンガ解説と合わせてルール把握することをオススメします。

https://kakugari.games/Bloom-in-Blizzard/

 

 

【プレイの様子】

今回はBさん、Cさんと3人でプレイしました。

あつしがスタートプレイヤーでゲームスタート!

 

準備後の場とあつしの手元はこんな感じ。

 

あつし→Bさん→Cさんの順に気象カードを出しました。

※画像の左からあつし、Bさん、Cさんのカードです。(以降も同様)

 

続いてカードを出した順番と逆順(Cさん→Bさん→あつしの順)にプレイヤートークンを移動させます。

Bさんが黄色の地域に移動させたので警戒してあつしも黄色の地域に移動しました。

 

カードオープン!

コミュニティカードの28は最大でも最小でもないので、このラウンドのサン値はプレイヤーが出したカードの真ん中の値=30です。

あつしとBさんはそれぞれ種トークンを2個獲得、Cさんはギリギリですがサン値以上の数字が書かれた地域なのでプレイヤートークンが凍傷になり手元に戻りました。

 

ラウンド終了時の場はこんな感じ。

Bさんの出したカードがサン値となったので、そのカードが次のラウンドのコミュニティカードとなり種トークンが1個置かれました。

その他の気象カードは捨て札になります。

さらにサン値のカードを出したBさんはプレイヤートークンを持ち主の手元に戻せます。

あつしのプレイヤートークンが手元に戻されましたorz

 

あつしの手元はこんな感じ。

スタートプレイヤーマーカーはBさんに渡しました。

 

第2ラウンド

Bさんから順番に気象カードを出しました。

 

30に対してLowが2枚出ているので安全を取って全員赤の地域に移動しました。

ちなみにBさんは既に黄色の地域にプレイヤートークンがあるので、コテージからではなく黄色の地域から赤の地域に移動することもできます。

その場合サン値が20より大きかったら貰える報酬が減ってしまいますが、凍傷にならずに済みます。

 

カードオープン!

コミュニティカードの30は最大でも最小でもないので、このラウンドのサン値はプレイヤーが出したカードの真ん中の値=24です。

あつしとCさんは種トークンを1個、Bさんは3個獲得しました。

Bさんは自分のカードが24なのが分かっているから黄色の地域にプレイヤートークンを残しつつ、他の人がHigh & Lowマーカーで嘘をついていた場合を警戒して赤の地域にもプレイヤートークンを移動させたってことですね。

先ほどサン値になったカードを出した場合プレイヤートークンを持ち主の手元に戻せることを説明しましたが、コミュニティカードに種トークンが乗っている場合は代わりにその種トークンを獲得することもできます。

Bさんは種トークンの獲得を選びました。

 

ラウンド終了時の場はこんな感じ。

あつしの手元はこんな感じ。

種トークンをあと4つ集めれば花トークンが1つ手に入ります!

 

第3ラウンド

Cさんから気象カードを出していき、Bさんは気象カードを場に出す代わりに捨て札にして種トークンを1個獲得しました。

 

コミュニティカードの数字が最大でも最小でもなく、プレイヤーが出したカードの枚数が偶数ならプレイヤーが出したカードの真ん中の大きい方の数字がサン値となります。

あつしがHigh、CさんがLowを出しているので、サン値は24より大きいと考えて全員黄色の地域にプレイヤートークンを移動しました。

 

カードオープン!

サン値は26なのであつしとCさんは種トークンを3個、Bさんは5個獲得しました。

High & Lowマーカー偽っとけば他の人を凍傷にさせられたかもしれないorz

 

あつしの出した気象カードの数字がサン値になったのでBさんのプレイヤートークンを手元に戻しました。

ラウンド終了時の場はこんな感じ。

ここでの3人の手元はこんな感じ。

Bさんが圧倒的に早い!

あつしBさんCさん

 

こんな感じで誰かが花トークンを2つ集めるまでラウンドを繰り返します。

最終的な場と3人の手元はこんな感じ。

あつしBさんCさん

花トークンを2つ集めたBさんの勝利!!

 

 

 

 

【プレイした感想】

小さい箱のゲームですが、意外とルールが難しいです。

4枚の手札から選んで出せるので、戦略が重要になります。が、相手の出す札を読み切るのは、相当やり込んでもなかなか難しいので運ゲーと言えば運ゲーです笑

 

High & Lowマーカーで嘘をつくタイミングが難しいです。

例えば相手が全員同じマーカーを出していた場合に自分も同じマーカーを出せばコミュニティカードの値をサン値と思わせることが出来るかもしれませんが、その場合は自分が最初にプレイヤートークンを移動させるのでバレそう…

 

個人的には多少値段が上がってもいいから、ゲームボードを厚紙にして、各内容物用に袋があれば良いなと思いました。

 

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★☆☆
・プレイスペース★★★☆☆
・ルールの分かりやすさ★★★☆☆
・運★★★★☆
・戦略★★★★☆
・達成感★★★★☆

 

値段の目安は2500円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

遊んでみたい!と思った方は、下にAmazonと楽天のリンクを貼っているのでご活用ください。

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