THE残業

金曜日に1番遅く帰る人は土日も出勤… 超ブラック企業で生き残りたければ残業時間を上手にコントロールしよう!                                                        

あけましておめでとうございます!あつしです!

 

新年最初にご紹介するのは…「THE残業

正月の浮かれ気分から一気に現実的なテーマのボードゲームをご紹介します笑

他の人より遅い時間まで残業しないように、手持ちの退勤時間カードをやりくりするゲームです。

 

【対象】

  • 3〜5人プレイ
  • 目安プレイ時間30分
  • 10歳以上

 

【内容物】

退勤カード

退勤時間が書かれており、時間帯に応じた色が付いています。(大体の時間と色の組み合わせは下記の通り)

19〜21時
21〜23時
23〜24時
24〜31時

赤色のカードは終電オワタカードと呼び、場に出ているどのカードよりも遅い退勤時間のカードが終電オワタカードのみの場合に出せます。

 

ライフトークン

各プレイヤーに3個ずつ配られます。

金曜日に最も遅く退勤したプレイヤーはライフを1つ失います。

さらにそのカードが終電オワタカードならライフを2つ失います。

ストレストークンが3つ溜まった場合は逆にライフを1つ回復します。(最大4つまで)

 

ストレストークン

各曜日に最も遅く退勤したプレイヤーはストレストークンを1つ受け取ります。

木曜日までに3つ以上のストレストークンを受け取ったプレイヤーは金曜日に休めます。

 

 

 

【ルール説明】

準備

  1. 各プレイヤーにライフトークンを3個ずつ配る
  2. スタートプレイヤーを決める

 

ゲームの流れ

  1. 退勤カードをシャッフルし、各プレイヤーに5枚ずつ配る
  2. 各プレイヤーは自分の手札から不要なカードを2枚選んで左隣のプレイヤーに渡す
  3. スタートプレイヤーから時計回りにカードを1枚ずつ場に出す
    2番手以降のプレイヤーは以下のカードを出せます。
    a.場に出ているどのカードよりも退勤時間の遅いカード
    b.手札の中で1番退勤時間の早いカード
    ※終電オワタカードは場に出ているどのカードよりも遅い退勤時間のカードが終電オワタカードのみの場合に出せます。
  4. 全員がカードを出したら最も退勤時間が遅いプレイヤーがストレストークンを受け取り、出したカードを捨て札にする
  5. 3, 4を手札がなくなるまで繰り返す
    4回目までにストレストークンを3つ以上獲得したプレイヤーはライフトークンを1つ受け取り、5回目のカードは出さなくて良い。
  6. 5回目に全員がカードを出した時に最も退勤時間が遅いプレイヤーはライフトークンを1つ失う
    さらにそのカードが終電オワタカードならライフを2つ失います。
  7. 全員のストレストークンを回収し、ライフを失ったプレイヤーはストレストークンを1つ獲得する
  8. 3〜7を誰かのライフトークンが0になるまで繰り返す

最もライフトークンが多いプレイヤーが勝利!!

 

【プレイの様子】

今回はBさん、Cさんと3人でプレイしました。

あつしがスタートプレイヤーでゲームスタート!

 

最初に配られた手札はこんな感じ。

ストレストークンを溜めて金曜日休みたいので、微妙な時間のカードをBさんに渡します。

 

そしてCさんから回ってきたカードを合わせるとこんな感じ。

あんまり変わらなかった。

 

まずは月曜日、あつしからカードを出します。

あつしBさんCさん

Cさんが最も遅く退勤したので、Cさんはストレストークンを1つ受け取り火曜日のスタートプレイヤーになります。

 

CさんあつしBさん

火曜日はBさんが最も遅く退勤しました。

ちなみにこの時点で、ストレストークン3つ溜めたいというあつしの計画は破綻しています笑

 

水曜日はBさんからスタート。

BさんCさんあつし

いきなり日付またいできました笑

Cさんとあつしは無言でサッと帰ります。

 

木曜日もBさんからスタート。

BさんCさんあつし

金曜に備えて最も遅いカードは出しておきます。

 

そして運命の金曜日。

あつしBさんCさん

Bさんの方が遅いカード持ってた!助かった〜!

しかも終電オワタカードを出したのでBさんはライフを2つ失います。

 

こんな感じで誰かのライフが0になるまで週を繰り返します。

 

ちなみにこの後Bさんはストレストークンを溜めて一度ライフを回復したけど、結局最初に0になってCさんが勝ちました。

 

 

【プレイした感想】

金曜日に最後まで残業してた人が土日出勤させられるというとんでもないブラック会社がテーマですが、絵柄が可愛いので絶望感は抑えられています笑

 

実に早いカードを集めるか、遅めのカードを集めて金曜休むか、最初の手札交換が1番重要なポイントだと思いました。

 

何回かやってみないと出せるカードと出せないカードを間違えることがあるので注意。

しかも手札は自分しか見えないので他の人も気付けない笑

最初は1人判定係がいた方が良いかもしれません。

 

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★★★
・プレイスペース★★★★★
・ルールの分かりやすさ★★★★☆
・運★★★★★
・戦略★★★★☆
・達成感★★★☆☆

 

値段の目安は2400円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

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