藪の中(やぶのなか)

探偵同士の騙し合い!? あえて犯人以外を犯人に仕立てあげる!? 他の探偵のミスにつられると痛い目に会うぞ!                                                          

こんにちは!あつしです!

 

今回ご紹介するのは…「藪の中(やぶのなか)

限られたヒントをもとに3人の容疑者から犯人を推理するゲームです。

 

【対象】

  • 2~5人プレイ
  • 目安プレイ時間20分
  • 9歳以上

 

【内容物】

人牌(ひとはい)

この人牌から容疑者3人と死体がランダムに設定されます。

容疑者のうち書かれている数字が最も大きいのが犯人です。(ただし5の数字が書かれた容疑者がいる場合は最も小さい数字の容疑者が犯人です)

Xは犯人にはならず、4人以上でプレイする場合に使います。

 

探偵チップ

5色のチップが7枚ずつあります。

表には髭、裏にはしくじりマークが描かれています。

犯人でない容疑者に探偵チップを置いてしまった場合は裏向きにしてしくじりチップとして受け取ります。

 

第一発見者マーカー

最初に人牌を1枚ずつ取って、1番大きい数字の人牌を取った人が第一発見者マーカーを受け取ります。

第一発見者は容疑者が決まった後に、そのうちの任意の2人を選んで数字を確認できます。

 

見ずマーカー

第一発見者が見なかった容疑者にこのマーカーを置きます。

 

【ルール説明】

こちら公式のルール説明です。

細かいところまでは説明されていませんが、この後のプレイの様子を見ていただければ大体理解できると思います!

https://oinkgames.com/ja/games/analog/in-a-grove-new/

 

【プレイの様子】

今回は Bさん、Cさんと3人でプレイしました。

あつしがオレンジ、 Bさんが水色、Cさん黄色の探偵チップを使います。

 

まず始めに第一発見者決め。

Bさんが第一発見者になりました。

 

場の容疑者3人と死体1人以外の人牌が各プレイヤーに配られます。

あつしに配られた人牌は2

そして一度だけ左隣に人牌を渡してもう一度確認します。

あつしに渡された人牌は4

 

第一発見者のBさんは容疑者のうち2人を確認して見なかった容疑者に見ずマーカーを置きます。

そしてBさんは犯人だと思う容疑者に探偵チップを置きます。

 

続いてCさんは前の手番の人(Bさん)が探偵チップを置いた容疑者以外の容疑者を確認して、犯人だと思う容疑者に探偵チップを置きます。

Cさんは見ていない容疑者に探偵チップを置きました!

これはどういう…

 

あつしも前の手番の人(Bさん)が探偵チップを置いた容疑者以外の容疑者を確認して、犯人だと思う容疑者に探偵チップを置きます。

なるほど笑

右にある7を見たBさんが左の容疑者を犯人だと言ってるならほぼ確実に左は8ですね笑

…いや、このゲームは犯人でない容疑者に探偵チップが置かれていた場合は、最後に置いた人がしくじりチップとしてそこに置かれている探偵チップを全て受け取るんですよね…

つまりBさんが左の人牌は8だと思わせてしくじりチップを押し付けようとしている可能性は高い!

 

その手には乗りません!

全員探偵チップを置いたので容疑者の数字を公開します。

はい、1人でしくじりました。

 

犯人を当てた場合の探偵チップは箱に戻して、しくじりチップは自分の手元に置いておきます。

誰かがしくじりチップ5枚以上になるか、探偵マーカーが無くなったらゲーム終了で、しくじりチップが多い人が負けになります。

 

気を取り直して第2ラウンド

しくじりチップが1番多いあつしが第一発見者です。

あつしに配られた人牌は5

5が容疑者だと1番小さい数字が犯人になって推理が難しくなってしまうので、5が容疑者じゃないのが分かってるのはちょっと有利ですね。

続いて渡された人牌は3

 

あつしが第一発見者なので適当に2人容疑者の数字を確認します。

6と2か…

もう1人の容疑者は4, 7, 8のどれかで、そのうちの1つはBさん、Cさんは最初に確認しているから…

なるほど、分からん笑

これはあえて2に探偵を置いてみよう。

 

そしてBさんとCさんも探偵チップを置いたので、容疑者の数字を公開します。

見事に2人とも騙されました笑

こういうことがあるので最後の手番の人は犯人だと思っても、他の人がチップを置いていたら避けることも大事です。

 

後のラウンドは割愛しますが、Cさんがしくじりチップを5枚受け取ってゲーム終了となりました。

 

【プレイした感想】

このゲームのミソはなんといっても、犯人でない容疑者に探偵チップが置かれているときに最後に置いた人がしくじりチップを総取りするところで、手番が後ろの人は特に推理が必要です。

第一発見者の嘘につられて途中の人が同じ容疑者を犯人だと言うこともよくあります。(リスクが少ないので笑)

人数が多い方が推理が複雑になるので1ラウンドごとの面白みが増す一方、人数が少ないと大量のしくじりチップを受け取ることがないので長く楽しめます。

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★★★
・プレイスペース★★★★★
・ルールの分かりやすさ★★★★★
・運★★★★☆
・戦略★★★★☆
・達成感★★★☆☆

 

値段の目安は2400円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

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