電力世界

石炭、ガス、原子力、再生可能エネルギー、様々な発電所を建築して多くの電力を供給しよう!ただし、住民からの支持率は下げないように!                                                          

こんにちは!あつしです!

 

今回ご紹介するのは…「電力世界

様々な発電方法を駆使して、市民からの支持率を下げないようになるべく多くの電力を供給するゲームです。

 

【対象】

  • 2~4人プレイ
  • 目安プレイ時間50分
  • 12歳以上

 

【内容物】

タイル、布袋

タイルには発電所や公共施設などの建物と、燃料の2種類があります。(細かく分けると建物:13種類、燃料3種類)

144枚のタイルを布袋に入れてランダムに取り出してゲームを進行します。

 

アクションボード

プレイヤーの手番や、取るタイルの枚数を決めます。

取るタイルが少ないほど手番が早く回ってくるので有利に動けますが、建物が少ないとなかなか点が入りません。

 

発展カード

自分の手番にタイルと一緒に1枚取ります。

支持率や得点が得られますが、このカードの下側に描かれた範囲内にしかタイルを置けません。

裏にABCが書かれており、ゲームではAのカードから順番に使います。

 

トレンドカード

6枚のうちランダムに3枚を選んで使います。

得点計算時に条件に応じて全プレイヤーの得点に影響します。

 

プレイヤーボード、中央プレート、木製コマ

木製コマはプレイヤーごとに異なる色を使います。

短い木製コマの一つはプレイヤーボード、中央プレートと合わせて右の画像のように準備します。(残りのコマはアクションボード、得点トラック、支持率トラック、大気汚染トラックに置きます。)

プレイヤーボードに建物タイルを配置していきます。

 

得点トラック、50点マーカー

長い木製コマを置いて各プレイヤーの得点を記録します。

50点を超えた場合は0/50の位置に50点マーカーを置いて超えた分を木製コマで記録していきます。

 

支持率トラック、大気汚染トラック

短い木製コマを置いて各プレイヤーの支持率と大気汚染指数を記録します。(それぞれ16、20が最大です)

得点計算時に大気汚染指数から支持率を引いた2乗の値が減点されます。

例)大気汚染指数:15、支持率:12の場合

15-12=3となり、3の2乗=9点減点となります。

 

【ルール説明】

もはやこの項目は説明書のURL紹介コーナーになっている…笑

https://www.jugame.info/dl/rule/NewWineRating_v1.pdf

 

【プレイした感想】

内容物が多いのでルールの把握に結構苦戦するかと思いましたが、一度プレイしてみたら意外と簡単でした。

ただ、勝利するためには考えるべきことがたくさんあります。

建物の配置、燃料の供給、支持率に大気汚染、さらにはトレンドも意識してプレイする必要があります。

ある程度ほかのボードゲームをプレイしてから手を出すことをおすすめします。

 

今回はBさんと2人でプレイしましたが、8ラウンド分の様子を載せると長いので手番の動きを説明します。

 

まず最初の準備はこんな感じ。

あつし宅のテーブルでは場所が足りなかったので床でやりました笑

撮影用にプレイヤーボードを並べましたが、実際にプレイする場合は向かい合うように配置した方がやりやすいです。

あつしが水色、Bさんが黒色のコマを使いました。

 

ラウンド開始時にアクションボードの周囲にタイルを並べ、発展カードを上から4枚引いて並べます。

 

アクションボードの I 列でより右側にコマがあるプレイヤーから順番にコマをⅡ列に移動させます。

この場合はBさんから順番にⅡ列の好きな場所に移動させます。

 

Bさんは支持率マークのある場所にコマを移動したので、支持率トラックでコマを1つ進めます。

 

アクションボードのⅡ列でより左にコマがあるプレイヤーからタイルと発展カードを取るので、あつしから取ります。

今回は赤枠で囲ったタイルと発展カードを取りました。

※タイルは並んでいる一塊を取らなければいけません。

 

発展カードに支持率1UPのマークがあるのであつしは支持率トラックでコマを1つ進めます。

 

取った建物タイルを発展カードの下側に描かれた範囲内に配置します。

※中央プレートもしくはすでに配置されている建物タイルに隣接するように配置しなければいけません。

燃料タイルはゲーム終了時まで手元に取っておきます。

 

手番を行ったらアクションボードのコマをⅠ列に左詰めで戻します。

つまり先に手番を行った人は次のラウンドでⅡ列に移動する順番が遅くなります。

あとは同じように他のプレイヤーも手番を行っていって全員終わったら1ラウンド終了、これを8ラウンド繰り返して得点計算に入ります。

結構やることが多いように見えて割とすんなりと覚えられます。

 

ちなみに今回のゲーム8ラウンド終えた結果がこちら

あつしが102点、Bさんが92点であつしの勝利!

プレイする前は50点マーカー8枚もいるのか?と思いましたが4人プレイで100点超えも結構ありえそうですね。

誰の50点マーカーか忘れないようにしましょう笑

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★☆☆
・プレイスペース★★☆☆☆
・ルールの分かりやすさ★★★☆☆
・運★★★★☆
・戦略★★★★★
・達成感★★★★☆

 

値段の目安は5000円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

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