AZUL(アズール)

どこにどのタイルを並べる? 一流のタイルアーティストとなり綺麗なタイルの壁を完成させよう!                                                           

明けましておめでとうございます。あつしです!

2021年初ボードゲーム紹介です。

 

今回ご紹介するのは…「AZUL(アズール)

タイルの並び方によって得点が決まっており、より得点が高くなるようにタイルを盤面に並べるゲームです。

 

【対象】

  • 3〜5人プレイ
  • 目安プレイ時間45〜60分
  • 10歳以上

 

【内容物】

プレイヤーボード

各プレイヤーに1枚ずつ配られます。

得点表、図案ライン、壁、床ラインが描かれていて、得点計算とタイルの処理に使います。

(図案ラインにタイルが埋まれば同じ列の壁にタイルを配置でき、取りすぎたタイルは床ラインに落として失点となります)

 

得点マーカー

プレイヤーボード上に置いて、プレイヤーの得点を示します。

 

工房展示ボード

まずはこのボードに乗っているタイルを取るところから始まります。

 

タイル、袋

5種類のタイルがあり、袋に入れて混ぜ合わせます。

タイル用の小袋のサイズがピッタリで気持ちいい笑

 

先手プレイヤーマーカー

各ラウンドのスタートプレイヤーを表します。

 

【ルール説明】

準備

  1. 各プレイヤーはプレイヤーボードを1枚ずつ受け取る
  2. 各プレイヤーは得点マーカーを1つ受け取り、プレイヤーボードに記載された得点表の0のスペースに置く
  3. テーブルの中央にプレイ人数に応じた工房展示ボードを円形に並べる
    2人:5枚、3人:7枚、4人:9枚
  4. 袋にタイルを全て入れて混ぜ合わせる
  5. 最近ポルトガルを訪れたプレイヤー(ジャンケンでOK笑)が先手プレイヤーマーカーを取り、全ての工房展示ボードに袋から取り出したタイルを4つずつ置いていく

 

ゲームの流れ

  1. 手番のプレイヤー(先手プレイヤーから開始)は以下のいづれかの方法でタイルを取得する
    ・1枚の工房展示ボードから同じ色のタイルを全て取得し、残りのタイルをテーブル中央に移動する
    ・テーブル中央にあるタイルから同じ色のタイルを全て取得する(このラウンドで最初にテープ中央からタイルを取得するプレイヤーは、プレイヤーボードの下部にある床ラインに先手プレイヤーマーカーを左詰で置く)
  2. 取得したタイルをプレイヤーボードの5段ある図案ラインのいづれか1段に右詰で置く
    ※既にタイルが置かれている段には同じ色のタイルしか加えられません。
    ※1つの段の全てのスペースにタイルが配置されたらその段は完成、余ったタイルは床ラインに左詰で置きます。
  3. 工房展示ボードとテーブル中央にタイルが無くなるまで、時計回りに手番を移して1,2を繰り返す
  4. 各プレイヤーは図案ラインの1段目から順番に全てのスペースにタイルが置かれているか(段が完成しているか)確認する
  5. 完成している段の右端のタイルを壁に配置する
    ※同じ段の同じ色のスペースに配置します
  6. 壁にタイルを1枚配置するごとに、「配置したタイルを含む横に隣接するタイルの枚数」+「配置したタイルを含む横に隣接するタイルの枚数」の得点を獲得し、得点マーカーを進める
    例えば画像の場合は横4枚+縦3枚=7点を獲得します。(隣接するタイルが無ければ1点を獲得します。)
  7. 床ラインに配置されているタイルごとにスペースの上に書かれている得点をマイナスする
  8. 壁にタイルを配置した列の残っているタイルと、床ラインのタイルは脇に置いておく
  9. 先手プレイヤーマーカーを持っている人が袋から工房展示ボードに4枚ずつタイルを乗せ、1〜8を繰り返す
    (タイルが足りない場合は脇に置いておいたタイルを袋に戻します。)
  10. 誰かが壁の1列に5枚タイルを並べるまで1〜9を繰り返す
  11. ボーナス点として下記の得点が追加される
    ・壁の横1列にタイルが5枚並んでいる場合、その列数×2点
    ・壁の縦1列にタイルが5枚並んでいる場合、その列数×7点
    ・壁に同じ色のタイルを5枚配置できたらその色の数×10点

 

勝利点が最も多いプレイヤーの勝利!!

 

【プレイした感想】

デザイン性も高いですが、ゲームとしても非常に面白いです。

同じ色がテーブル中央に溜まってきたときは「これ誰が取るんだ・・・」という緊張が走ります笑

 

今回は3人(あつし、Bさん)でプレイしてみました。

あつしの先手でゲームスタート!

第1ラウンド

 

とりあえず水色のタイル2枚を取って1列確保!

Bさんも黒2枚を取って1列確保しました。

 

さらに水色のタイル1枚を取りました。

1段目を確保しつつ水色を独占です!(戦略的に強いかは不明)

Bさんは黄色のタイル2枚を取り4段目に配置しました。

これは…次にどれを取ってもBさんに4段目を完成されてしまう…

 

が、しかし!

あつし工房展示ボードの赤色のタイルを取って3段目に配置しました。

これによってBさんは黄色を4段目に取ると、2枚余る上に先手プレイヤーマーカーも床ラインに置くので-4点になります!

Bさんはしぶしぶ5段目に黄色を取りました。

 

あつしは赤2枚を3段目に配置して1〜3段目完成!

Bさんは黒2枚を3段目に取りました。

あつしが残りの青4枚を取って4段目も完成!

 

1ラウンド目の得点はあつしが4点、Bさんは1点取ったもののスタートプレイヤーマーカーが床ラインにあるので-1点されて0点でした。

 

第2ラウンド

 

Bさんは黒1枚を取り、3段目を完成させました。

あつしも負けじと黒2枚を取って2段目を完成させました!

 

Bさんは黄色1枚を取って5段目を完成させました。

あつしは青1枚を取って1段目も完成!

中央にタイルが集まってきました。

 

Bさんは青2枚を取って2段目完成。

工房展示タイルがなくなったので、あつしは先手プレイヤーマーカーを床ラインに置きつつ赤4枚を取って4段目完成。

 

Bさんは黄色1枚を取って1段目完成。

マイナス点を増やしたくないのであつしは水色4枚を5段目に配置しました。

そしてBさん、青4枚を置ける列が残ってないので4枚とも床ライン行きです笑

 

あつしは割と壁にタイルが並び、なんと8-1=7点ゲット!

Bさんは床ラインのタイルが多すぎて相変わらず0点笑

 

長くなるので一気に最終得点まで割愛!

5ラウンドまで続きました。

あつし:41点

Bさん:22点

 

あつしの勝利〜〜〜!!!

(最後床ラインが埋まったのは見なかったことにして笑)

 

3段目以降で大量失点を避けつつ、1, 2段目を早めに完成させて逃げ切るのがコツかなーと思います。

一度劣勢になるとなかなか逆転が難しいです。

 

【評価(5段階)】

・準備/片付けのしやすさ★★★☆☆
・プレイスペース★★★☆☆
・ルールの分かりやすさ★★★★☆
・運★★★☆☆
・戦略★★★★★
・達成感★★★★★

 

値段の目安は5800円です。(あくまで目安です。購入場所等で変わります。)

 

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